目次
はじめに
2017冬シーズンのランカーセッションがフィールド2にて行われることになりました。他ページに記載した攻略は基本的にフィールド1の考察となるため、一部攻略が通用しない(通用しにくい)ことがあると思います。そのため、本ページを作成しました。
2017冬シーズン以降にGremlins,Incを始めたプレイヤー、それ以前からプレイしている初心者の方はもちろんですが、中~上級者の方にも少しでも参考になればうれしく思います。
初心者ガイド、キャラクター解説、ロケーション・マス解説も合わせて御覧ください。

フィールド2「時計仕掛けの植民地」
キャラクター選択
おすすめキャラクター
エンジニア
フィールド1同様に強力なキャラクター。ゲーム開始直後に収入マスがあるのがプラス。最初に動けるキャラクターなので、収入マスに止まるために、ゲームスタート時に移動2のカードがあれば犯罪カードであってもキープしても良い。
秘密工作員
フィールド1同様に強力なキャラクター。フィールド2の特徴として移動の自由度が高いことと、宝物に行きやすい点がプラスに働く(移動の自由が高いため秘密カードが使いやすい+宝物には秘密カードが2枚ある(2017年12月現在))。
亡者
地獄が非常に使いやすくなった(下記記載)ため、フィールド1以上に積極的に地獄を利用できる。
商売人
刑務所から出たらすぐに市場があるため、市場に行きやすくなった。そのため、フィールド1よりもゴールドを獲得しやすい。また、知事でなくても移動5or6のカードを使うことにより、ワイロを払わずに宝物に行ける。スタート時に移動6→宝物(しかもワイロを払わなくても良い)や、移動4で収入マスに止まるのは鉄板行動。
貧乏人
カジノの位置が工場手前になったこと、ゴミ捨て場から1ターン(移動6)で地獄に行けるのが非常に面白い。スタート時に地獄カード+「永久運動機関」or「サマーソルト」があれば、ノーリスク(キャラクター能力により不幸を受けない。)でいきなり地獄カードを使うことが出来る(悪意は上がるため、現状使用しても良いカードは「妖術」or「悪魔との取引」くらいか?)。
ギャンブラー
カジノの位置が工場手前と非常に良いため、能力がフィールド1よりもかなり活きる。運ゲーが好きな方にはおすすめ。
ゲーム戦略(ゲームの進め方)
概要
シンガポールサーバー及びアムステルダムサーバーのランカーセッションでのルールに基づき解説します。(ルールは変更になる可能性があります。)
シンガポールサーバー
- 人数:2人
- スコア:35
- カオスカード有り
アムステルダムサーバー
- 人数:4人
- スコア:30
- カオスカード有り
シンガポールサーバー
とにかく効率よくスコア、ゴールド、票を獲得することが求められる。移動の自由度が非常に高いため、手札内の(あるいはデッキも含めて)あらゆる選択を考えたほうが良い。
刑務所から出たときの状況がフィールド1よりも良いため、フィールド1よりかは逮捕の影響が小さい(もちろん逮捕されないに越したことはない)。
初心者ガイドに記載した「シンガポールサーバー(戦術A)」のように、収入を上げる必要性は小さい(理由は下記「ロケーションについて」の「銀行」項目を参照)。それ以外はフィールド1の戦術Bとあまり変わらない。
アムステルダムサーバー
基本的にはフィールド1のアムステルダムサーバー戦略とあまり変わらない。ゴールドが溜まりやすいので、序盤・中盤は溜め込みすぎないように注意したい。
序盤
基本的にはフィールド1と同様、それほど重要ではない。悪意を溜めてまでリードすると、ゲーム全体で考えるとマイナスに働くこともある。
収入はフィールド1ほど重要ではないため、30~60程度あれば良い(スコアやゴールドでリードするプレイヤーがいない、余裕のある状況で上げる感じが良い)。
ゴールドが溜まりやすいため、溜め込みすぎないようにしたい(金額は周りの状況次第)。獲得スコアの小さい継続カードを使いたい。
移動の選択肢が豊富なので、手札次第では序盤で大きくリードすることも可能だが、あえて獲得するスコア、ゴールドを抑えた方が良い。
中盤
序盤同様、ゴールドが溜まりやすいので、あまり抱え込まないようにしたい。作りたい継続カードはフィールド1とあまり変わらない(銀行系継続カードはフィールド2では効果が低いので削除)。
- 「加速装置」
- 「ロボット看守」
- 「スロットマシン」
- 「自動交通整理員」
- 「リサイクラー」
- 「官僚ロボ」
- 「ロボット助手」
中盤から終盤に差し掛かってきたら、効率よくスコア、ゴールドを獲得するように動いていきたい(中盤までは2~4位にいて、終盤に一気に逆転するような展開が理想)。
終盤
フィールド1同様、何位を目指すかを考える。1位になれない場合は躊躇なく2~3位を目指す。
ロケーションについて
アストラル界
フィールド1よりもさらに行くのが難しくなった(フィールド1では、銀行手前のワイロマスに止まってから、移動6のカードで一気に移動という手段があったが、フィールド2で宝物手前のワイロマスに止まるのは非常に不自然なため)。フィールド1同様、たどり着きさえすれば非常に強力なカードが揃っている。
銀行
フィールド1よりも弱くなった。フィールド1では移動6のカードで工場に行けたが、フィールド2では1ターンで工場に行けなくなった。また、銀行にいかなければワイロマスを通らなくて良い。さらに、以下理由により収入を上げる必要性も小さくなった。
- 市場が刑務所に近いため行きやすくなり、ゴールドを獲得しやすい。
- フィールド全体の特徴として、非常に移動の自由度が高いため、ゴールドを獲得しやすい。
- 宝物or収入マスのどちらか片方しか止まる(通る)ことが出来ない。
- カードの追加や全体のバランス調整により、以前よりもゴールドを獲得しやすくなった。
オフィス
フィールド1では票の獲得or工場前のゴールド獲得という役割だったが、フィールド2では票の獲得or工場後のゴールド獲得という役割か。秘密カード、犯罪カードは強力だが、それ以外のカードは弱いカードが多い。工場まで遠い(不幸を通らなければ)ため、票が売れないかつ持っているオフィスカードが弱ければ、わざわざ行く必然性が低い。
工場
フィールド1同様、主要なスコア獲得方法。2マス先に収入マスがあること、5マス先にオフィスがあることにより、ゴールドを使い切りやすい。
ゴミ捨て場
フィールド1同様、市場前のゴールド、スコア獲得に役立つ。また、地獄まで1ターンで行けるようになった。
市場
フィールド2では刑務所から出たらすぐに行けるため、フィールド1で起こる「刑務所から出て市場でスコアを売るまで金欠」ということが起こりにくくなった。また、刑務所から近くなることによって、市場の強力なカードを使う機会も増えた。
刑務所
刑務所から釈放された際に、低リスクで行けるロケーションの選択肢が増えた。ゴミ捨て場にも行きやすくなったため、刑期が1ターン増えるリスクのある「脱獄」を選ぶ必然性はフィールド1よりも低い。
地獄
地獄→地獄に移動するのに、フィールド1では3ターン必要だったのが、2ターンで行けるようになった(手札次第だが・・・)。また、地獄から1~2ターン程度で行けるロケーションもフィールド1より非常に多い。フィールド1よりも積極的に使いやすい。
カジノ
フィールド1同様ロケーションの効果は弱い(運ゲー)が、工場手前に配置されたことによって、行く機会がフィールド1よりも多くなる。工場で使いたいカード次第では、カジノでの運ゲーに身を任せても面白い。
裁判所
フィールド1と比べると刑務所から遠くなったため、多少行ける回数は減ったと思うが、工場に近い点と、アストラル界に近い点が面白い。ゴールドを得られるカードがいくつかあるため、工場に行く前のゴールド取得として活躍しそう。また、アストラル界で票や悪意の調整をしたあとに、裁判所カードを狙うのも面白い(「仮面外し」や「告発」「正義執行」など)。
宝物
フィールド1と比べると、手前の不幸マスがなくなったため格段に行きやすくなった。その代わりに、宝物前後にワイロマスがあることと、収入マスに止まれない(通れない)というデメリットがある。ワイロ額や収入、宝物で使用するカード、使いたいカードに必要なゴールドなどを考慮して、宝物か収入かを選択することになる。
フィールド1では不幸を受けてまで使うメリットが小さかったカード(古代の碑文やラッキーポーション)を使うのも良い。
最後に
まだまだあると思いますが、私自身、フィールド1と比べるとかなりプレイ数が少ないため、まだまだ研究の余地があると思っています。今後、新たな気付きや発見があればどんどん追記していきます。
その他、有用な情報やテクニックがありましたら、ページ下部のコメントやお問い合わせ、ツイッターにて教えて頂けるとうれしいです。
知事取りに割くリソース、マップ1に比べて低めで良さげ