はじめに

はじめに

　判定の強い技をヒットボックスで紹介したいと思います。必殺技とか特殊技まで調べるのが面倒だったので通常技のみです。技相性に困ったり、強い技が分からなかったり、新たな攻略の糸口を探したいときなどに参考になれば良いなと思います。全キャラ紹介する予定です。

※紹介する技はフレームやキャンセルの有無などは考慮していません。あくまで持続中のヒットボックスだけを見て強技認定しています。紹介する技はどの技も硬直中にやられ判定が残っていますが、紹介していません。

使用ツール：Frame Trapped

ヒットボックス見方

• 赤塗りつぶし：攻撃判定
• 緑線：やられ判定
• 赤線：玉無敵（ジャンプ攻撃は足元に玉無敵がある技がたまにある。）
• 黄色塗りつぶし：ガード判定（黄色塗りつぶしが相手のやられ判定に当たると、相手がガード方向にレバーを入れていたらガードモーションを取る。今回は特に解説しない。）
• 青線黄色塗りつぶし：投げやられ判定（今回は見なくて良い）

強技紹介

弱P

　やられ判定よりも攻撃判定のほうが前に出ています。発生前に体のやられ判定が少し前に移動します。また、発生と同時に左足～腕の下にかけてやられ判定が出来ます。この足元に出来るやられ判定は、出した腕のやられ判定(硬直(7F)最初の3Fまでやられ判定がある)がなくなると同時になくなります。

中P

　やられ判定よりも攻撃判定のほうが前に出ています。発生前に体のやられ判定が少し前に移動し、左足にやられ判定ができます。腕のやられ判定も下に大きいため、腰から下への打撃には弱いと考えられます。左足のやられ判定は、出した腕のやられ判定(硬直(15F)最初の5Fまでやられ判定がある)がなくなると同時になくなります。

強P

　やられ判定よりも攻撃判定のほうが前に出ています。発生前に体のやられ判定が少し前に移動します。また、発生と同時に左足～腕の下にかけてやられ判定が出来ます。この足元に出来るやられ判定は、出した腕のやられ判定(硬直(20F)最初の3Fまでやられ判定がある)がなくなってから2F後になくなります(硬直(20F)最初の5Fまでやられ判定が残る)。そのため、特に腰から下への打撃で差し返しされやすいと思います。前に出て攻撃する分、硬直中に後ろにさがります。

強K

　やられ判定よりも攻撃判定のほうが前と下に出ています。発生前に体のやられ判定が前に出ます。また、発生1F前に出す足にやられ判定が出来ます。硬直中(26F)、出した足のやられ判定は硬直最初の3Fでなくなります。そのため、出す足への差し返しはされにくいと思います。前に前進して攻撃する技ですが、攻撃後に攻撃前の位置に下がらないため、やられ判定も後ろに下がりません。下にも攻撃判定が大きいため、下段技にも強いと思われます。

2弱P

　やられ判定よりも攻撃判定のほうが前に出ています。発生前に体のやられ判定が前に出ます。上にも判定が強く、頭のやられ判定も小さいため、対空でもそれなりに使えると思います。2大P対空(→Vスキル裏周り)での反応が遅れたときにその代用として使えると思います。対空後にVスキルで裏に回れます。

2中P

　やられ判定よりも攻撃判定のほうが前に出ています。前への攻撃判定は強いですが、出した腕の上と下に大きなやられ判定(特に下)が有ります。発生前に体のやられ判定が前に出ますが、前に出るのが発生1F前からのため、カウンターを取られにくいと思います。

2弱K

　やられ判定よりも攻撃判定のほうが前に出ています。足元(特に前)に非常に強い判定が有ります。発生前に体のやられ判定が前に出ません。相手のドットを削るのに強いと思います。

ジャンプ中P

　やられ判定よりも攻撃判定のほうが前に出ています。ケンの飛びといえば、ジャンプ強Pが下に大きい攻撃判定がある(それでもやられ判定のほうが大きい)ことで知られていますが、この技は横に大きい攻撃判定が有ります。届くかどうかの距離で飛んで、相手の出す通常技対空を攻撃するように出せば、相打ち以上取れるかもしれません。

まとめ

　ケン編でした。攻撃判定自体は大きいなと思いましたし数も多いのですが、立ち状態でのパンチ技はどれも足元にやられ判定が出来るため、少し使いづらいのかなという印象を持ちました。それと、強Kが思っていた以上に強い。判定も強いのですが、足のやられ判定が硬直最初の3Fしかないということに驚きました。適切な距離で出すことが出来れば、なかなか差し返されないと思います。強K→「たぎってきたぜ！(Vトリガー)」の鉄板行動は、この強Kの強さがあってこそということみたいですね。