はじめに

　最強の継続カードである「加速装置」の使いこなし術を考察しました。対戦や観戦をしていて、「加速装置」持ちプレイヤーの行動で「うーん。どうなんだ？」と思うことがあります。というのも、「加速装置」の効果により、2枚使えるカードの使う順番を考慮していないと思われるプレイヤーがいるからです。そこで、私が考察した加速装置持ちのときのカードを使う順番を皆さんにお伝えしたいと思います。

　Gremlins,Inc初心者の方はもちろんですが、中級者、上級者の方でもなにかしら新しい発見があれば幸いです。

マス・ロケーション別「加速装置」使いこなし術

警察

「検査」→「罠」

　たまに「罠」→「検査」と使う人を見ますが、「検査」だけで逮捕出来る可能性があるので、「罠」を先に使うのはもったいないと思います。

トリビューン

なんでも→「反乱扇動」

　逮捕される可能性があるので「反乱扇動」は後で使いましょう。

ワイロ

「一時間限定知事」→「官僚主義の奇跡」

　この順番で使うことで、知事相手からでもワイロをとることが出来ます。

不幸

「マシな悪」⇔「保険の条件」

　「マシな悪」で選ぶ不幸次第でどちらを先に使うかが決まります。例えば「インフレ」を選ぶなら「マシな悪」が先です。「大統領の訪問」や「地獄へ落ちろ」を選ぶなら「保険の条件」が先です。使う不幸によってどちらを先に使うか決めましょう。

アストラル界

「然るべき休日」→「アドラゲロンからの頼み事」など

　他プレイヤーのほうが悪意が高ければ「アドラゲロンからの頼み事」などの悪意が上がるカードは後に使いましょう。

「ダリオルからの頼み事」→「然るべき休日」など

　上とは逆で、自分のほうが悪意が高ければ「ダリオルからの頼み事」などの悪意が下がるカードは先に使いましょう。

銀行

「遺産」など→「配当」

　「配当」を使う場合は先に収入をあげてから使いましょう。

「配当」→「強奪」

　上とは逆で、収入が下がる前に「配当」を使いましょう。

 

 

 

 

 

オフィス

「特注品」→「なんでも」

　「特注品」は先に使ったほうが良いと思います。手札にあるオフィスカードよりも良いカードが手に入る可能性があるからです。

「言い訳生成機」→「復讐」

　ゴールドを使って、所持金を最下位にしてから「復讐」を使いましょう。「言い訳生成機」でなく「ビジネス開発」でも可。

工場

なんでも→「不正流用」

　「不正流用」を先に使うと、2枚めのカードを使う前に逮捕される可能性があります。「不正流用」は出来るだけ後で使いたい。

ゴミ捨て場

「興味深い発見」→なんでも

　ゴミ捨て場カードが「興味深い発見」+なにか1枚ある状況では、基本的に「興味深い発見」を先に使ったほうが良いと思います。手札にあるゴミ捨て場カードよりも良いカードが手に入る可能性があるからです（破棄された直近10枚をすべて把握していたら別）。手札にあるゴミ捨て場カードをもう一度使いたい場合は「興味深い発見」をあとに使って拾う。

市場

「誠実な取引」「閉店セール」→なんでも

　「誠実な取引」「閉店セール」は先に使ったほうが良いと思います。手札にある市場カードよりも良いカードが手に入る可能性があるからです。

刑務所

「首領」→「脱獄」

　これは皆さん使ったことがあるかと思います。「加速装置」での基本コンボ。

地獄

「反乱者」→「悪魔との取引（票）」

　知事になりつつ票を確保出来ます。

「悪魔との取引（票）」→「混沌の代理人」

　おまけとして記載しました。「加速装置」での基本コンボなので皆さん覚えましょう。

裁判所

「アリバイ」→「正義執行」など

　「アリバイ」で悪意をコントロールしてから「正義執行」を使いましょう。「密告」「仮面外し」なども有効。

「借用書」→「損害賠償と法的費用」

　この順番で使うことで、ゴールドを多く持っているプレイヤーも逮捕できます。「密告」も有効。

宝物

「魅惑の指輪」→「邪悪の像」など

　自分の悪意を上げる前に「魅惑の指輪」を使うことで、多くのゴールドを獲得しましょう。

「ラッキーポーション」→「魅惑の指輪」

　上とは逆で、「魅惑の指輪」を使う前に自分の悪意を下げましょう。

まとめ

　ここで紹介したものは一部であり、まだまだたくさんの効果的な使い方があります。みなさんもいろいろ考えてみてはどうでしょうか？

　ただでさえ強い「加速装置」を有用に活用して、ランカーセッションあるいはフレンド相手に勝ちまくりましょう。